おかもと まい
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作品名『ネガティーのじぶんいろ』
"Nega-tea's Own Colour"
読み聞かせ動画 ※クリックしてみてね
プロフィール
1983年 東京都生まれ。 大学卒業後にテレビ業界へ。
奴隷のようなAD時代を経て、現在はプロデューサーとして、なんとなく10年以上業界人です。
絵本作りと共にwebデザインも勉強しながら、キャラクターを使用した新しい表現や発信を日々模索中。
何か新しく面白いことをしたくてウズウズしています。
インタビュー
● 絵本を作ろうと思ったきっかけを教えてください。
なんとなく「クリエイティブなことがしてみたいな〜」と思い、ネットサーフィンをしていたら
たまたまW C CのH Pを見つけたことが、最初のきっかけです。
● 今までの絵との関わりを教えてください。
WCCに入校する前に絵画を学んだ経験やイラストのお仕事されていた経験がありましたか?
学生時代に美術の時間は好きでしたが、真面目に勉強した経験はありません。
ただ、小学生の下ネタが大好きなので、高校生になっても、お尻やうん○の落書きは、死ぬほど描いていました。
● キャラクター、ストーリーはどのように生まれましたか?
ネガティブな紅茶のティーバックは、過去の自分がモデルになっています。
大学を卒業し、テレビ業界に就職したばかりの頃、個性豊かな人がたくさんいる世界の中で、
常に周りと自分を比べて自己嫌悪に陥り、さらに日々の仕事に忙殺され、心も体も疲れていました。
そんなある日、お風呂に入ってリラックスしたら、心が開放され、とても元気になれることに気がつき、
人が「お風呂に入って心が開く」様子と、紅茶の「お湯を注ぐと茶葉が広がる」様子が、
よく似ているように感じ、紅茶のティーバッグを擬人化したキャラクターが生まれました。
ネガティブなティーで “ネガティー”というネーミングは、ダジャレかよ!って感じですが、
とても愛着を持っています。
● 使用した画材を教えてください。画材選びはどのようにして決めましたか?
『クリップスタジオ』という、デジタル絵画アプリを使用しました。
「カフェなどのお洒落な場所で、クリエイター風に作業してみたい!」という単純な理由で選びました。
● 特にこだわったところを教えてください。
『ピーターラビット』や『星の王子様』的な「お洒落絵本」を目指し、あえて背景を白にする演出をしました。
……というテイで、本当の理由は、背景を描く時間を削る(サボる)ために余白を多くしました(笑)
また、英訳は、イギリス英語です。("color" ではなく"colour" みたいな)
これは、監修をしてくださった方が、たまたまイギリス英語を使用される方だったのですが、
棚ぼた的に「紅茶で有名なイギリス」とちょっと関連してる感&お洒落感を出せたのでラッキーでした(笑)
● 制作中のエピソードを教えてください。
悩んだこと…
〆切が近くならないと、全然やる気が出なかったこと。結局、梅雨のせいにしました。
楽しかったこと…
入稿直前、全然間に合っていないのに(笑)
仲間とワイワイ楽しくお喋りしながらの、追い込み作業はとてもいい思い出になりました。
たくさんの先生に助けていただき、素敵な作品が生まれました。
● 作品に込めた想い、伝えたいメッセージを教えてください。
ありきたりですが、読んでくださった方が、自分を好きになり、幸せを感じていただけたら嬉しいです。
● 初めて印刷された自分の作品を手にした時の気持ちはどうでしたか?
超 絵本!(「ホンモノだ!」ってことです)
● 今後はどんな活動をして行きたいですか?
キャラクターを生み出す仕事をしてみたいです。
今回、絵本の制作をする際、ストーリーや絵を描くことよりも、
「キャラクターの背景や設定」を考える作業がとても楽しく感じました。
● 最後に好きな絵本を教えてください。
ヨシタケシンスケさんの『あるかしら書店』です。