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​うれり  そら

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客室乗務員時代、フライトでぐずったり、泣いてしまうお子様に絵本の読み聞かせをして笑顔になる、絵だけを見て創造的な会話をする、言語の異なる海外のお子様も日本の絵本を楽しんでいる様子を見て、絵本にはいつの時代も、国境を越えても、言葉が通じなくても、繋がりと、笑顔、安心感をもたらす力があると確信する。

一児の母で子供が3歳になるまでには100冊以上の本を読み漁る。こどもが2歳の頃、画用紙で絵本を作りプレゼントしたところ、今でも取り出して「読んで」と持ってきたり、自分自身で読んだり、5歳になった現在では画用紙を切り合わせ自作絵本を作る姿をみて、より多くの子供にも遊び相手の一つとして、自分の絵本が選ばれるような遊びの一冊を作っていきたいと考えている。

​インタビュー

●絵本を作ろうと思ったきっかけを教えてください。

 

 きっかけは3つあります。

 乗務員時代に言葉の異なる海外のご家族連れにも日本の絵本がとても喜ばれ、

 絵本は笑顔をもたらし、人と人をつなぐ力があると感じたこと。

 母となり子育てをする中で出会った数々の本のエッセンスを絵本に集約し、

 人との繋がりを広げたいと思うようになったこと。

 最後に、幼少期布団の中で読み聞かせをしてくれる母の方が先に寝てしまう(笑)ことで、

 自分の顔の前に落ちた絵本の匂いを感じながら続きを想像した時間は、

 絵本が与えてくれた安心感であったこと。どんな時にも絵本は君の味方だよ!

 そんな想いが40年以上経ってもどこかに残っていたので今回思い切ってチャレンジしました。

●キャラクター、ストーリーはどのように生まれましたか?

 自分で考える楽しさ、感じる、ワクワクする体験を大切にしてほしいという想いから生まれました。

 

●とくにこだわったところを教えてください。

親子で目を合わせながら考えることや感じる事の喜びを体感できるようなストーリーと

子供がイメージしたものを表現できるお絵描きコーナー。数字や形など自然に学びにつながる知育要素を取り入れ、お出かけにも持っていきたい一冊になるように工夫しました。

制作中のエピソードを教えてください。

制作当初はシンクちゃん一人の設定でしたが、何気ない男性の一言、「女の子向けの絵本なんだね。」と言われハッと気づかされました。その頃制作活動も停滞していたので、思い切って初めからやり直し、ワンダーくんという男の子を設定しシンクとワンダーが生まれました。どんな時にもせんせいの励ましやアドバイスが自分の支えになりました。

●今後はどんな活動をして行きたいですか?

 

子供たちが自ら考え行動したいという素地が刺激されるような絵本を

作っていきたいと思っています。

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